『王女ピョンガン』キャスト交代の理由は?いじめがあったって本当?

『王女ピョンガン』キャスト交代の理由は?いじめがあったって本当?

ドラマや映画に引っ張りだこのキム・ソヒョンさんやナ・イヌさんが出演する韓国ドラマ『王女ピョンガン月が浮かぶ川』は2021年に放送されました。同年に韓国放送大賞で作品賞を受賞し、主演のキム・ソヒョンは人気演技者賞と女性演技者賞を同時に受賞するなど話題作品ですが、キャスト交代がありましたね。交代の理由や、いじめ疑惑についても調査していきます。

あらすじ

時代背景は、高句麗の平原(ピョンウォン)王の時代。王室の実権は臣下であるコ・ウォンピョが握っていました。王にはヨン王妃の間にはピョンガン王女とウォン太子がいました。ケル部族の長のコ・ウォンピョは王妃の存在を不快に思い、王妃を殺害しピョンガンは行方不明になります。8年後ピョンガンは記憶喪失になって刺客カジンになっていました。オン・ダルは『バカになって生きろ』という父の遺志に従い、穏やかに薬草取りをしている時にカジンに出会います。

登場人物

『王女ピョンガン月が浮かぶ川』の登場人物を紹介します。

ピョンガン王女・カジン役/キム・ソヒョン

ピョンガン王女・カジン役はキム・ソヒョンさんが演じました。子役から活動していて韓国ドラマ『スカイキャッスル』、『恋するジェネレーション』そして『恋するアプリ Love Alarm』でよく知られる女優です。ナ・イヌとは初対面でいきなりキスシーンだったそうです。

オン・ダル役/ナ・イヌ

オン・ダル(タル)役はナ・イヌさんが途中から演じました。ナ・イヌさんはアジアだけに留まらず欧米でも大ヒットしたAmazonプライムビデオの『私の夫と結婚して』にも出演されました。作中の『部長』というあだ名で人気急上昇中です。

コ・ゴン役/イ・ジフン

コ・ゴン役はイ・ジフンさんが演じました。撮影を重ねるごとに感情が徐々に乗ってきていたため再撮影がとても大変だったという裏話もあります。

へ・モヨン役/チェ・ユファ

ミステリアスなヘ・モヨン役はチェ・ユファさんが演じました。代表作は『僕のヤバイ妻』や『ミスター期間制』です。

ジスの代役はナ・イヌ

『王女ピョンガン』は途中でキャスト交代がありました。オン・ダル役のジスにいじめ疑惑が浮上し、降板することになったようです。その代役としてナ・イヌがキャスティングされ、他のキャスト陣の中でイ・ジフン、ワン・ビンナ、キ・ウンセさんなどは再撮影の報酬は受け取らないと発表しました。第7話からナ・イヌが出演し、今まで撮っていた分は全て破棄されました。

ジスのいじめ疑惑の真相は?

ジスは中学生時代にいじめの加害者だったという趣旨の暴露文が、インターネット上に掲載されました。ジスからいじめや暴力、性被害の疑惑が生まれ世間を騒がせました。ジスは当初いじめを認め、自身のSNSで謝罪文を公表したものの、世間の声はとても厳しく『王女ピョンガン』は降板になりました。

巨額の損害賠償

再撮影や出演料で30億ウォンの損害賠償を求める裁判がありました。ジスの当時所属していた芸能事務所・キーイーストは、ドラマ制作会社VICTORY CONTENTSに約14億ウォンと遅延利息を支払うことが決まりました。当初95%撮影を撮り終えた段階でしたが、無事打ち切りもなく放送終了出来たことはファンとしてもほっとしましたね。

名誉棄損で告訴も

2021年7月に「暴露文を掲載した人物を虚偽事実による名誉棄損で告訴した」と発表しました。ジスの告訴に対し、韓国警察は不起訴処分としましたが再度申し立てを行いました。現在は暴露分を掲載した人物と和解しているそうです。一度いじめを認めているにもかかわらず、告訴や不服申し立てはジスのイメージを下げてしまったのか、現在は事務所無所属で出演予定の映画やドラマは今のところありません。

まとめ

今回は『王女ピョンガン月に浮かぶ川』のあらすじからいじめ疑惑でのキャスト交代まで、調査しました。スタッフやキャストが、力を合わせて無事再撮影出来た作品だと思います。

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