韓国ドラマ『還魂』といえば、400億円の製作費をかけ、制作の段階から世界各国で注目を集めていました。Netflixで常に人気トップ10に入っていた大ヒット作ですが、ドラマの裏では『キャスト交代』『女優降板』と騒がれていました。『王女ピョンガン』でオン・ダル役のジスが降板したのも、記憶に新しいですよね。今回は、『還魂』のキャスト交代理由について、調査しました。
『還魂』キャスト交代理由は演技が下手だから?
『還魂』は、2022年にシーズン1が、2022~2023年にシーズン2が放送されています。そんな『還魂』のヒロインに抜擢されたのが、当時デビュー2年目の新人女優・パクヘウンさん。小学校1年生からアメリカに渡り、大学で美術史学を専攻。俳優になるため、2018年に帰国しています。2020年にはNetflixオリジナル作品『保健教師アン・ウニョン』のオーディションで見事合格。その後、『アダマス』『借りた身体』『ジェントルマン』と、さまざまな作品に出演しました。『還魂』ではオーディションでヒロイン役を勝ち取るも、降板してしまいました。
公式コメントは?
パク・ヘウンさんは降板について、『作品を引っ張っていくことに大きなプレッシャーを感じた』と説明。パク・ヘウンさんの所属事務所は、「制作陣との協議の末に降板することになった』とコメントしています。パク・ヘウンさんはまだ新人で、大きなプロジェクトの主人公としてドラマを引っ張っていくことに、プレッシャーを感じたと言います。そのため、パク・ヘウンさんの意見を尊重し、降板したということです。
演技力が問題?
その後パク・ヘウンさんは自身のインスタグラムで、「色々と残念で複雑かつ微妙な気持ち。結論は『還魂』が何事もなく無事終わること、たとえもつれ込んでも、各人の良い意味での思惑だと思う」と、意味深なコメントをしています。この発言を受けて、世間では『演技力不足だったのでは?』と噂されるようになったのです。本人が自主的に降板を申し出たのではなく、演技の面で強制的に降板させられた、ということなのでしょうか。その後複数のメディアが、「演技力が足らない」とレッテルを貼ったことで、噂だけが独り歩きしてしまいます。真相は不明ですが、パク・ヘウンさんにとって不名誉な結果となりました。
パク・ヘウンの役柄は?
パク・ヘウンさんが演じる予定だったのは、ある事情によりチソル楼に売られた盲目の女性・ムドク役です。魔力を持った殺し屋・ナクスが、追手から逃れるため、“還魂術”を使ってムドクの身体に魂を移します。しかし暴走してしまい、愛するチャン・ウクを手にかけ、ナクスは湖に身を投げることに・・・。
代役はチョン・ミソン
パク・ウヘンさんの大役は、女優のチョン・ソミンさんがつとめました。日本の漫画を映画化した「イタズラなkiss」ではヒロイン役を演じ、新人女優として人気を集めました。パク・ジュンファ監督もチョン・ソミンさんに絶大な信頼を寄せており、これまで「キム秘書はいったい、なぜ?」などにも出演しています。チョン・ソミンさんで撮影済のシーンを撮りなおし、結果的にドラマは大ヒットとなりました。シーズン2はヒロインがコ・ユンジョンさんに代わると発表されており、もともとチョン・ソミンさんはシーズン1だけの契約だったようですね。チョン・ソミンさん程の人気女優は、長期間の撮影スケジュールを調整するのが難しいのでしょう。
まとめ
今回は、『還魂』のキャスト交代理由について、紹介しました。ヒロインを務める予定だったパク・ヘウンさんは、主演というプレッシャーに耐えられず降板したとされていました。しかしその後、演技力不足を指摘する声があり、真相は不明のままです。代役はチョン・ソミンさんがつとめ、ドラマは大ヒットとなっています!